痩せた男と肥えた嘘

あくまでも太っていないだけで、痩せる努力はしていない。太らない努力はしていても太る可能性は否定しない。

容赦なく俺に襲い来る日常は精神記憶その他諸々を抱き抱えて一足先に明日へ向かう。

親切な友人が俺の記憶違いを指摘してくれても、はてなんのことやらと戸惑ってしまうあたりやけに錆びた自転車の様な、赤茶けたトタンの屋根を眺めている様な心持ちになる。

冗長と協調が今日も蔓延っていて、視界は鈍色。頭は虹色。

そういえばバイオリンを考えて何度も挫折しているのだけれど、こんなにも難しいものなのだなあ。脳みそあと1つ降ってこい。

明日もまた、今日へ。

演奏トラツグミでバァスディ、じゃじゃーん!