意志のない評論家
冬は鳴らない室外機
足の遅いクレームブリュレ
早起きのデリヘル嬢
高速道路の信号機
渡り廊下のパイプ椅子
およそ必要のない大切なものばかり、いつの間にか心に残っていたりしてやがて考え方も必要のない奴ばかりが世の常。
近頃とても感じることがある。
「この人達しかいない」が僕の周りにしか居なくて不安になる。
必要としている事が伝わらなかったり、ただいなくならいでほしいも宣うのさえ赦されていないような、そんな気がする。
僕はいつかいなくなってしまうだろうし、君たちもいつかいなくなってしまうと思う。
だから僕は一緒にいるのだ。
この言葉だけで全部が伝わらないからやっぱり世の中は面倒臭いなとおもう。
いなくなるっていうのはみんなと違うかもしれないけれど、死ぬって事だと僕はおもう。
それ以外は理由になって欲しくないなあ。