優秀な足手まとい

だんだんと輝きを増す冬の星は、少しずつ終わりを知らせる様で物悲しい気持ちになる。

退屈な日常における素晴らしい瞬間を、胸中八景と共に記すことが至上の目的である。

そんな大言壮語の中にひとひらの愛しさを見出してデラシネは今日も歩く。

また明日。